ENJOY!りんくう

理念

■「子供に夢を」

大人が子供ただ、「夢を持て」と言うのではなく、大人がいろんなことに挑戦する。
大人が大好きな夢や希望をもって、常にワクワクした毎日を送ることができたら、きっと子供たちも
大きな夢を抱くことができるのではないかと思います。

夢の現実に向けてひたむきにがむしゃらに取り組む姿を子供たちに見せたい。
こんな大人になりたいってキラキラ輝いた目で夢を語る子供でいっぱいになったら、
「めちゃめちゃすてきやん!夢を持てたらハッピー」
その夢が本気なら叶うってことを大人が子供に伝えなければいけないって私たちは考えています!!

のイメージ画像

■「りんくうに活力を」

「この街が大好きっていう子供でいっぱいになったら、この街で暮らす全ての人が、すっごく幸せな街になるんだ」
って私たちは思います。

自分の住む街に、みんなで作りあげる楽しいイベントがあれば、街に愛着に愛着を持ち、自分の街に誇りを持つことができる
のではないかと思います。

「自分の住んでいる街はいい街だ」って胸張って言ってもらえるような街づくりをみなさんとともにしたいと思います。

そして、その姿をみて成長した子供たちが、もっともっと発展させてくれたらどんなに素敵なことだろう。

そんなことが皆の元気ややる気に繋がっていき、街の活力に繋がるんだと思います。

のイメージ画像

■「観光の発展」

花火で有名な新潟県では、山の片貝、川の長岡、海の柏崎という三大花火大会があります。
片貝では、世界一大きな4尺玉花火が打ち揚ることでも有名です。

大阪府にも、山のPL教祖際花火,川のなにわ淀川花火という大きな花火大会があります。将来、その2つに加えて
「海のりんくう花火」と言われるような花火大会を作り上げていきたいと考えています。

のイメージ画像

■「一般社会法人ENJOYりんくう 岸本さんインタビュー」

 

#市民の皆さんの手によって

 
kizhimoto_in1まず知って欲しいのは、なぜ市民の手によって行われるようになったかです。元々りんくう花火は1995年から泉佐野市が開催していた「りんくう花火の祭典」という花火大会が元になっており、泉佐野市の財政難などを理由に2004年に中止となってしまいました。

 
 
この花火大会を再開させるために泉佐野市の地元有志の方々が 「りんくう花火実行委員会」を結成し、2012年に8年ぶりに復活させたもので、 今年で4回目になります。


このように市やJC(公益社団法人日本青年会議所)ではなく地元の有志が行っている花火大会は全国でも珍しい。


りんくう花火は色々な地元企業や個人からの協賛金や当日の募金などで運営しています。
今年度は泉佐野に本社を置く株式会社ワールドサービスや関西国際空港に 近いことから
Peach Aviation株式会社などが協賛金を出してくれたそうです。

 
 

#りんくう花火のこれまで

 
りんくう花火はマーブルビーチと関西国際空港との間の海から船で花火を打ち上げます。
海から打ち上げる花火も珍しく、大阪では岸和田の花火大会とこのりんくう花火大会ぐらいだそうです。


広場や川などで打ち上げる花火とは違って、周りに障害物などが少なく浜辺ならどこでもきれいに見え、
さらに打ち上げられる花火の大きさも他の花火大会よりも大きいものが打ち上げられるそうです。


例えば岸和田の港まつり花火大会では最大8号(直径280m)が打ち上げるのに比べ、
今年のりんくう花火では10号(直径320m)の花火が打ち上げられ、一発で15万円ほどするそうです。
花火についても工夫をしており、音楽とのコラボレーションや、前回は影絵のアーティストを 呼んでみるなど
新しい取り組みも行っているそうです。

 
 

#幻の第0回

 

kizhimoto_in2地元の有志が開催するようになってから今回で4回目の開催になるのですが、実行委員会のメンバーの中で「第0回」と呼ばれる開催できなかった1年目があったそうです。


花火大会をするにあたって花火の手配などの前準備が必要になってきます。しかし、少し前まで全く運営などをしたことがない有志の集まりでは開催予定日までに警備計画が整わず、警察から許可が下りずに開催を断念せざるを得なかった苦い経験を語ってくれました。


この経験を経て他の花火大会を運営している団体にノウハウを聞きに行くなど
地道な努力をして第1回につなげていったそうです。

 
 

#30種の壁

 
過去三回の岸本さんの担当していた仕事は海上警備。当日船が入ってこないように見張ることや
花火を積んだ台船(花火を打ち上げる土台の船)の誘導などはもちろん、一番大変だったことは
海で花火を上げるために申請しないといけない書類との闘いだったそうです。


花火を上げるためにまず大阪府危機管理室保安対策課という所に 申請書類を出す必要があるそうです。
ここの許可が下りなければその他の許可が下りないという仕組みになっています。


許可が降りると、この後に海上保安庁や警察に書類を持ち込んで説明し、
許可を得ないと花火大会は開催できないそうなのです。何度もダメ出しを食らって持ち帰り、
修正してまた持ち込む…となかなか大変な作業だったと語ってくれました。


その中でも特に大変だったのが地元警察。


当時、明石市の花火大会での 事故があった直後ということもあり、警察もより慎重になっていて、
繰り返し行われる口頭質問をクリアするのも大変だったと言っていました。


このような書類が海上警備を含めなんと30種類以上あり、当時まだ大学生だった
岸本さんたちが悪戦苦闘しながらやり抜いたそうです。

 
 

#大学生に向けて

 
花火大会の活動を通した経験で、役所の仕組みやイベント運営のノウハウ、

そして資金集めのために経営者の方々と話をしたことなどが今の仕事に繋がったと言っていました。


大学生時代に色々な活動を体験することで広い視野を持つことができ、

就職活動の時にも役に立ったとも言っていました。

 
 

#取材者から

 
このようにりんくう花火には会社員や公務員、主婦といった色々な場の人が仕事や家事の合間を

縫って活動しています。時間の都合がなかなか合わないなど、大変なことがあるでしょう。



数々の苦難を乗り越えた先にあるりんくう花火大会の成功は達成感だけでは

言い表せない喜びがあるのではと感じました。


サポートの人数や警備の問題などまだまだ安定して開催できる状況ではありません。

様々な人の努力があり、成り立っていることが、この花火大会の一番の魅力かもしれません。

地元を愛する人たちの情熱を感じに一度足を運んでみてはどうでしょうか?

(文責:近畿大学・村井)