【第2回インタビュー】一般社団法人ENJOYりんくう佛願さんby占部ゼミ生

 
 
butsugan_in1今回は、りんくう花火大会を運営している一般社団法人ENJOY!りんくうの
花火責任者である花火おじさんこと佛願真浩さんに
取材させていただきました。
 
佛願さんは花火が大好きで花火に関する本が家に多くあり、
更に注文した本が家に届くのでよく怒られるそうです。
 
佛願さんが担当する花火責任者は、花火をどのように演出するか、
どうすれば観客の皆さんに楽しんでもらえるかを考え、
当日は花火業者さんと一緒に花火の設置から撤去までを行います。
 
 

#花火責任者をしていて魅力に感じるところは?

 
自分で思い描いている花火を自分で決められるのが魅力。

実行委員に入って活動に参加していく中で花火がますます好きになりました。
実行委員のメンバーは企画だったり運営だったり各担当の仕事で手いっぱいなので
私が花火の仕組みなどを勉強し、知識を共有し少しでも役に立てればと思っています。
 
 

#花火責任者をしていて苦労したことや大変だったことは何ですか?

 
やっぱり当日の花火の準備がしんどいです。楽しいですけどね。

特に撤去が大変で、港に帰りながら船の上での作業になるので
船酔いしてしまいまして、次からは酔い止めを飲もうと思います。
 
 

#りんくう花火大会で今後してみたいことは?

 
花火だけだと面白くないよね、ってことで最近は音楽に合わせて
花火を打ち上げる音楽花火が流行っています。

りんくう花火大会でも音楽花火をしました。

現在取り組んでいるのが、観客参加型花火です。観客参加型花火とは手拍子に
合わせて花火を打ち上げたり、花火でスロットをしたり、
ただ観ているだけでなくお客さんも一緒になって楽しめる花火です。

音楽花火、観客参加型花火、その次に流行る何かをりんくう花火大会で
初めて出来たら良いなと思います。もし花火の歴史にりんくう花火の名が
残ったら凄いですね。あと出来れば3尺玉花火も上げてみたいですね。

関西で3尺玉花火を上げているところがないので。西日本に比べると東日本には
大きな大会がたくさんあって、りんくう花火もそこに負けないぐらいの
花火大会になったら良いですね。
 
 

#昔は行政が運営していたのを、ENJOY!りんくうの方たちが運営するようになって、障壁やハードルはどんなものでしたか?

 
やっぱり信用がないところですね。

信用がないので初めは警察もなかなか話を聞いてくれなくて。
ですが、実行委員の中に花火業者に勤めている方がいて、その方が交渉を
してくれたおかげで花火業者さんとのやり取りはスムーズにできました。
 
 

#―花火大会全体の課題点は何だと思われますか?

 
予算だと思います。

花火大会には膨大な資金がかかります。他の花火大会なんかは観覧席を設けて
そこからお金を集めていたりしていますよね。花火をタダで見るという古い考えはやめ、
ショーとしてお金を頂けるようにチャレンジしていきたいですね。

この大会は「みんなでつくろう!りんくう花火」を合言葉でやっているのですが、
本当にみんなでつくっていると実感します。

多くの方々の力を借りて開催できているので、りんくう花火大会の魅力を
もっと高めて協力してくれる方や募金してくれる方が増えればいいなと
思います。
 
 

#最後に若者に向けてメッセージ

 
僕らは初め花火大会をすると周りに言ったら

「絶対無理やろ」
「誰と?お金は?」

と言われました。組織も素人の寄せ集めで、予算も無い、警察にも相手されない、
そんな状態からのスタートでした。が、他の花火大会の方からノウハウを
教えて頂き、次第に仲間も増え、協賛金も増え、開催することが出来ました。

夢は叶うといえば大げさかもしれないけど、皆もやりたいことをやれば
結果がついてくると思うので夢を持って欲しいです。
 
 
取材者から—————–
このインタビューを通して他にも花火の歴史や花火の仕組みに
ついて知ることができました。沸願さんありがとうございました!
私も学生ボランティアとして参加させて頂き、開催地であるマーブルビーチ
の清掃活動から花火大会当日まで関わらせてもらって当日の花火を
見た時は、ほんの少ししか貢献出来ていない私でも達成感と感動に包まれました。

一番魅力だと感じるのはボランティアの方たちだけで
作り上げているというところです。

一人一人の努力とチームワーク、来年も開催させて皆を笑顔にしたい!
という想いが実行委員の方たちを近くで見ていて凄く伝わってきました。
綺麗な花火の裏には実行委員の方たちの努力と想いが詰まっています。

そしてみなさまから頂いた寄付金でつくられています。
あなたも一緒に花火をつくってみませんか?

みんなで作ろう!りんくう花火!!

(文責:近畿大学・中山)